About us

「木に魂を込め、ひとつひとつ丁寧に作り上げる。

それを手にする人々、そして作り手に豊かさが響き合いますように。」

そんな温かい想いで、Koquelaが生まれるきっかけとなる活動「こだまproject」ははじまりました。

今からおよそ200年前、ある山奥の更に奥。他の集落とは行き来もままならぬ時代に、その土地の自然を見尽くしたからこそ生まれたデザインがありました。そこには、大きな変化や移動、氾濫する情報の現代には決して生み出せない清らかさ、斬新さがあります。
今も変わらずその土地で受け継がれる豊かな伝統工芸を、みんなに伝え守っていきたいという想いで2020年秋に
こだまprojectが発足し、2021年春に東北の文化を伝えるブランド「Koquela」が生まれました。

伝統こけし工人が持つ木工ろくろの高い技術と、華やかで味わい深い描彩を活かし「 用の美」となる手仕事で、現代の人々の心に豊かさをお届けします。

東北の手仕事を身近に感じていただき、いつか伝統こけしの産地、東北の温泉街に遊びに来てくださいね。


Yuumi Kanamori Designer / Founder

宮城県出身。京都芸術大学 デザイン科 空間演出デザインコースにて伝統工芸、プロダクトデザインを専攻。卒業研究のテーマに伝統こけしを選び、宮城・山形を中心に各系統の産地を訪ねる。木工ろくろ技術の面白さや胴体の模様の美しさに感銘を受け、こけし工人協力のもと卒業後にKoquela(こけら)を設立。

東北ならではの清らかなデザインによって伝統を身近に感じて頂き、再び目を向けてもらうための仕組みを作ることを目標として活動している。

Koquelaの前身の活動「こだまproject」は現在も伝統工芸の作り手の想いを届けるメディアとしてInstagramを中心に活動中。地域の魅力を発信する映像作品なども手掛ける。